こんにちは、院長の諏訪です。
もうすぐ11月ですね!
朝晩の冷え込みが激しくなり、夜はまだ半袖で寝ていますが朝の寒さにそろそろ長袖が必要だと感じます。
お酒好きな方でビールを飲む量が減ってきてる方もいるのではないでしょうか??
ビール、ではないですが、ワンちゃんやネコちゃんの中にも、水を飲む量が減る子が多い時期です。
「水を飲む量が減る」=「おしっこの量、回数が減る」=「膀胱炎のリスクが上がる」
ことにつながります。
その中でも多いのが、ネコちゃんの膀胱炎です。
ネコちゃんの膀胱炎が進行してしまって尿が出なくなってしまうと、急性腎障害を発症してしまう場合があります。
最悪、命を落としてしまうこともある、この怖い病気はこの時期、よくみられます。
実際、10月に入り当院でも何匹かのネコちゃんは同様の症状で診察に来られました。
膀胱炎の症状としてよくみられるのは、頻尿や血尿、何度もトイレに行っているけどおしっこが出ていない、などです。
少しでもおかしいな!と思ったら、待たずに早い段階での診察をお勧めします。
もしおしっこを液体のままとることができたら、それを持ってきていただけるとよりスムーズに診察が行えます。
実際の尿石症は↓こんな感じでおしっこ中に結晶がみられる場合があります。
膀胱炎はワンちゃんやネコちゃんにとっては大きな事件です。
言葉を話せない分、飼い主様は小さな変化に気づいてあげてください。
そして様子を見る前に、一度相談してください。早期発見、早期治療がとても大切です!
当院待合のウンベラータも大きくなりました。
この子も話してくれないので、葉っぱの変化などをよく観察しています!
ご不明な点、分からないことがありましたら当院スタッフまでお気軽にご相談ください!