学会参加報告

みなさん、こんにちは。院長の諏訪です。
梅雨ですね。雨が続くと気持ちが落ち込んでしまいます。
ただ、梅雨になって、家庭菜園が元気です。
スナップエンドウがよく実りました。

今日は5-6月の学会参加報告をします!

日本獣医輸血研究会×小動物臨床血液研究会に参加

5月26日は東京の日本獣医生命科学大学で行われた、
輸血研究会と臨床血液研究会の合同開催に参加してきました。
去年も参加させていただきましたが、
今年も1日中、血液学の話ばかりでとても勉強になりました。
いい刺激もたくさんいただけました。

今年は実際にその場で血液や骨髄のスライドを観察しながら、
症例検討する、顕微鏡ディスカッションも開催されました。
僕も1題発表させていただき、非常に参考になるお話を聞けました。
日本獣医の血液学のレジェンドの先生方と記念撮影です。
一枚のスライドでも色々な見方があり、解釈の方法も違います。
こんな観察の考え方があるのかと、とても興味深かったです。

他にも輸血の際の検査や管理、DICの話、
血液塗抹の見方や考え方など、とても有意義な学会でした。

日本獣医がん学会に参加

7月6、7日は東京で行われた日本獣医がん学会に参加してきました。
2日間、朝から夜までしっかり勉強してきました。

今回のメインシンポジウムのテーマは
「犬猫の小腸腫瘤の確実な診断に挑む」
でした。

比較的よく遭遇する小腸のできものに対して
どういうアプローチをするか、診断をするかという点について
勉強してきました。
たくさんの画像や病理検査の考えかたは
すごくためになりました。

今回は一般口演の座長もさせていただきました。
とても興味深い発表ばかりで感銘を受けました。
どの先生も診断が難しかったり、
治療が困難ながんに対して、
非常に多くの勉強をされて日々診察されており、
僕自身、よりよい診療のために
もっともっと研鑽を積むべきだと感じました。

学会に参加することは日々の診療のアップデートや、
考え方を振り返り、見直す機会になります。
固執した考え方を改められます。
多くの先生方と情報交換することで、
教科書やネットでは知らない情報を得ることもできます。
こういったことを日々の診察に
生かすことができるよう、日々精進していきます。

 

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