愛犬・愛猫のために飼い主様ができること
犬や猫の病気には予防できる疾患がいくつもあります。
大切なご家族のために当院では予防医療をお薦めしております。
予防の時期や方法はご相談ください。
① 混合ワクチンについて
ワクチン接種は愛犬・愛猫を伝染病から守る大切な習慣です。
混合ワクチンは下記の病気を予防できます。
犬の混合ワクチン
猫の混合ワクチン
|
ワクチンの種類によって、防げる病気の種類が変わります。
生活環境に合わせて、その子に合ったワクチンの種類を選んであげましょう。
② フィラリア予防について
フィラリア予防薬の投薬期間
フィラリア予防薬の投薬期間は蚊が出始めた1ヶ月後から蚊がいなくなる1ヶ月後までです!
当病院では、5月上旬から12月上旬までの8ヶ月間の投与をおすすめしています。
③ ノミ・マダニ予防について
ノミ・マダニ予防薬の投薬期間
ノミ・マダニは寒い環境では活動できません。
しかし、冬場に暖房をつけているご家庭では室内の温度はノミ・マダニにとって最適な温度となっており
ノミ・マダニは活動することができます。そのため、当院では1年中予防することをおすすめしています。
ノミ・マダニが及ぼす影響 (代表例)
|
④ 狂犬病予防接種について
狂犬病とは・・
狂犬病とは、全ての哺乳類が感染し、発病すると治療法がなくほぼ100%死に至る 極めて危険な人獣共通感染症(人にも動物にも感染する病気)です。 幸いにも日本は狂犬病清浄国といわれる、狂犬病の発症がない国です。 ですが、これは極めて稀で、世界で清浄国と呼ばれる国は農林水産大臣により指定され、2013年7月の時点でアイスランド、オーストリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアムの6地域しか指定されていません。 つまり、狂犬病は世界で見るとほとんどの国で発症している病気です。 私たち人間、動物共に命を守る為にも接種が義務付けられています。 |
狂犬病予防注射は【狂犬病予防法】という法律により接種が義務付けられています。
予防接種が義務付けられているのは犬のみで毎年1回受けさせないといけません。