みなさんこんにちは、看護師の廣畑です。
今年も残すところあと1ヶ月ですね❄️
寒くなりましたが、鍋が美味しい季節になりとても嬉しいです。
今回は、犬の分離不安と留守番のことを話したいと思います。
分離不安は犬が飼い主さんと離れた時に、不安な気持ちから
何らかの症状を出して、行動を起こすことです。
その為、留守番中にひとりでいる時や留守番前の
飼い主さんが外出の準備をしている時に
分離不安の症状が出ることが多いです。
分離不安の症状
分離不安の症状は、
1.不安を示す反応(行動)
2.不安を犬自身が解消しようとする行動
の2つに分けられます。
それぞれ具体的な症状としては次のようなことがあげられます。
1.不安を示す反応(行動)
上の画像以外にも食欲不振、下痢、嘔吐などを起こすこともあります。
また、飼い主さんと一緒にいる時にも
この症状がある場合には、分離不安ではないことがあります。
2.不安を犬自身が解消しようとする行動
破壊行動では、ケージやクッションなど身の回りのものを破壊し、
自傷行為では、自分の足や尻尾を過剰に舐めたり、噛んだり、
毛をむしるなどの行動がみられます。
分離不安の症状は、飼い主さんが外出している留守番時や、
飼い主さんが外出すると察した時に起こりますが、
人と暮らしているとどんな子も留守番を
しなければいけない時があると思います。
なので、分離不安にならないようにする為には、
ひとりでいることに慣れなければいけません。
ひとりに慣れて留守番する為の練習のポイントを紹介したいと思います。
ひとりで留守番する為のポイント
1.飼い主さんが外出する時以外でも独りでいる機会をつくる
はじめから、実際に飼い主さんが外出して練習をするのではなく、
人とは別の部屋で過ごして、短時間でもひとりでいることに
慣れさせていきます。
2.出掛ける時と帰ってきた時に挨拶はできるだけしない
出掛ける時や帰った時に挨拶をかけることで興奮してしまい、
より、犬の不安が高まってしまうので、
声かけは落ち着いて控えめに行い興奮させないようにしましょう。
3.留守番の練習は少しづつ行う
留守番の練習は、はじめから長時間の留守番ではなく、
少しづつ時間を延ばして練習を行い、
ひとりで家にいる環境に慣れるようにしましょう。
分離不安の症状によっては、薬などで治療を行う場合もあります。
また、分離不安の症状であっても実際には他の病気のことも
あるため、症状がひどい場合には病院で診てもらいましょう。
分離不安にならない為にも、子犬のうちから
ひとりでいられるように練習をすることが大切です。
最近かなり朝夕は寒くなってきたので、動物もですが
私たちも体調には気をつけましょう🍃