みなさんこんにちは、看護師の廣畑です。
先週は寒い日が多かったですが、
久しぶりに雪が降っているのが見れて
とてもテンションが上がりました❄️
今回は、ペットの災害への備えについて
話をしたいと思います。
みなさんはお家の子の災害への備えは行っていますか?
災害は起きないのが1番ですが、起こった時の為に準備は大切です。
ご飯などの備えはしていても、その他に何をしておけばいいか
ピンとこない方が多いのではないかと思います。
備えることとしては、
1.暮らしの中の防災対策
2.ペット用の避難用品や備蓄品の確保
3.ペットのしつけと健康管理
4.ペットが迷子にならない為の対策
5.避難所や避難ルートの確認
この5つになります。
1つ1つ説明していきます。
1.暮らしの中での防災対策
外飼いの場合には特に注意が必要で、
飼育している周りに、ブロック塀や家のガラス、
倒れやすいものがないか確認しておきましょう。
家の中で飼っていても、家具などが倒れることがないように
対策をしておく必要があります。
2.ペット用の避難用品、備蓄品の確保
災害時に緊急で避難する必要がある場合や、
ライフラインの被害があった時の為に
ペット用品の備えは必要です。
避難所では、人に対する準備はされていますが、
飼っている動物に対しての備えは
基本的に飼い主さんの責任になります。
備蓄品は少なくとも5日分は用意しておきましょう。
特に療法食などを食べている場合には、
さらに長期分用意しておく必要があります。
下の図が備蓄品の例になります。
備蓄品の中で優先順位をつけて、優先度の高いものは
避難時にすぐ持ち出せるようにしましょう。
その他のものは分かりやすくまとめて保管し
状況に応じて判断しましょう。
また、ペットを避難させる為の避難用品も必要です。
犬の場合には、首輪やリード、
猫の場合にはキャリーバッグやケージが必要です。
特に、多頭飼いの場合にはそれぞれの子が避難できるように
キャリーケースなどを準備する必要があります。
3.ペットのしつけと健康管理
災害時に、人もペットも安全に避難する為には、
普段からキャリーバッグに入るのを怖がらないようにしておくこと、
犬の場合には「待て」「おいで」などができるように
しつけを行う必要があります。
避難所での生活も考えて、ケージやキャリーに慣らしておくことや
人や動物を怖がったり、むやみに吠えないようなしつけも大切です。
災害時、避難所や動物救護施設では、ペットの免疫力が
低下したり、他の動物との接触が多くなるため、
日頃から予防接種やノミなどの外部寄生虫予防も行いましょう。
4.ペットが迷子にならない為の対策
災害時にペットとはぐれてしまうこともある為、
保護された時に飼い主の元に戻れるようにする必要があります。
外から見て誰でも分かるような首輪、迷子札や鑑札、
外からは見えませんが、取れる可能性が低く
確実な身分証明になるマイクロチップの装着、
登録などの対策をしておくことも大切です。
5. 避難所や避難ルートの確認
あらかじめ、避難所にペットを連れて行く際の注意事項や
ペットを連れて避難する際の所要時間、
危険な場所の確認をしましょう。
また、避難所への避難以外にも親戚、友人など
ペットの一時預け先も探しておくことをおすすめします。
最後に
日本はいつどこで災害が起こるか分からないので、
何があってもいいように、準備をしておくことが大切です。
ペットの準備はもちろんですが、私たちの災害への備えも
忘れないようにしましょう。