猫の爪とぎと爪切りの重要性

みなさんこんにちは!看護師の髙岡です。

最近は日が差していても風が涼しく

とても過ごしやすくなりましたね。

私はサツマイモが好きなので今年も

期間限定のサツマイモ商品を

たくさん食べようと思います🍠

突然ですが、猫が爪とぎをする理由をご存知ですか?

・爪の手入れ

・古くなった爪の除去

・縄張りを示すマーキング

・ストレスを感じた際の転位行動

などこのようにさまざまな理由があります。

爪とぎは生後5週齢以降の子猫に見られる正常行動です。

子猫の時期から生活環境の適切な場所に

爪とぎ器を設置することで猫の問題行動に多い

「不適切な場所での爪とぎ」

は予防することが出来ます。

また、猫の爪の先端は鋭く尖っており

人と安全に生活するために爪の先の

尖った部分を定期的に切ることも重要です。

そこで今回は爪とぎ器の設置に関する工夫と

お家で爪を切るときのストレス軽減のために

配慮するポイントについてお話します。

爪とぎ器の設置場所

すでに不適切な場所での爪とぎが見られるときは

爪とぎの行為自体をやめさせるのではなく

現在爪とぎを行なっている場所やその付近に

爪とぎ器を設置することや

猫がどのような形状の

爪とぎ器を好んでいるかなど

猫を観察しながら情報を集めることが重要です。

また、爪とぎ器は

猫が乗っても安定する水平面に1ヶ所以上

立ち上がった状態で爪を研げる垂直面に1ヶ所以上

設置することが必要です。

私の家には水平面に3ヶ所

垂直面に1ヶ所設置しています。

猫が好む爪とぎ場所

・猫の寝床やトイレのそば

・空間が切り替わる場所

(玄関や部屋の出入り口、窓など)

猫が好む爪とぎ器の素材

・段ボール

・麻布や麻縄

・カーペット生地

爪切りの重要性

本来、猫の爪は獲物の捕獲や

他の猫・動物と戦うためにあります。

しかし屋内で生活する猫には必要なく

爪が尖っていることで飼い主様の

皮膚を傷つけてしまします。

また、カーテンなどに引っかけて

爪が折れてしまう危険性もあるため

屋内で生活する猫には定期的な爪切りが必要です。

爪切りで気をつけるポイント

猫を押さえつけ逃げられない状態にして

無理やり爪を切ると次以降の爪切りを

さらに嫌がるようになり

強いストレスを与えてしまいます。

爪切りは一生必要なケアなので

できるだけ猫にとって負担の少ない

方法で行うことが大切です。

猫の爪を切るときは

・できるだけ猫の上体を床と水平にし

 安定した体勢で行う

・猫にとって自然な体勢で行う

・嫌がる時は一気に全部の爪を切るのではなく

 1日1本など無理なく行う

爪切りが終わってすぐ遊ぶなど

猫が好きなことをすることで

爪切りに対する印象が良くなり

今後、爪切りが行いやすくなります。

私の猫の爪切りは2人体勢で行なっており

1人が抱っこして爪切りをし

1人がペースト状のおやつをあげながら

爪切りをしています。

この時に注意することは

爪切りをする際、猫が仰向けにならず

自然な体勢で爪切りをすることが大切です。

最後に

爪切りは嫌がる子が多いと思います。

なので遊んでいる時や

撫でているときなどに

さりげなく足先を触って

少しずつ触られることに慣れると

爪切りを嫌がらなくなります。

また、爪切りが終わった後に

おやつをあげるのも効果的です。

猫も人と同じようにその子その子に

性格や好みがあります。

日頃から観察してその子にあった

爪とぎや爪切りのやり方を見つけてあげると

猫にストレスがかかりづらくなるので

ぜひお試しください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PAGE TOP