犬の甲状腺腫瘍
犬や猫で発生しますが、両者では腫瘍の性質が大きく異なります。今回は犬について説明します。
【症状】
首周り(頸部腹側)のしこりから発見されることが多いです。
この部位でのしこりは色々な原因で起こるので鑑別診断を正確に行う必要があります。
【診断】
細胞診検査が診断に有用となる場合があります。その場合、出血のリスクを伴います。
近年ではCT検査も診断に有用なツールの一つです。
【治療】
外科療法や放射線療法が主体となります。
【予後】
外科的に完全切除がされた場合、長期的な予後が期待できます。
放射線治療も治療効果としては期待できる報告があります。
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