冬眠するのはクマだけじゃないんです!

こんにちは、看護師の鈴木です。

この季節、寒くて朝起きるのが辛くずっと布団に入っていたくなりますよね😅

今日は、この季節に動物たちが行う「冬眠」についてのお話です。

みなさん、「冬眠」という言葉は聞いたことがあると思います。

ですが、動物によっては「冬眠」ではなく「休眠」をする動物もいます。

では、「冬眠」と「休眠」ではどう違うのか

「冬眠」や「休眠」と聞くとクマをイメージする方が多いと思いますが

室内で飼育できる動物でも「冬眠」や「休眠」を行う動物がいます。

室内飼育できる動物の中で「冬眠」する動物の代表としては

 

・ハムスター

・シマリス

・ハリネズミ           

 が挙げられます。

 

 

 

室内飼育できる動物の中で「休眠」する動物の代表としては

 

 

 

・プレーリードッグ

 が挙げられます。

 

 どの写真もみんな可愛いです♡(笑)

 

「冬眠」や「休眠」は野生動物において

冬を耐え凌ぐ為にとても大切な行動です。

ですが、呼吸数や心拍数が正常時よりも遥かに下がるので、命の危険もあります。

中には、「冬眠」や「休眠」中に呼吸数や心拍数が下がる事で、そのまま亡くなってしまう子もいます。

室内飼育している動物に関しては、冬の時期には動物用の暖房器具などを使って

温度が下がらない様にし「冬眠」や「休眠」をしない様にしてあげなければいけません。

Point!

部屋が寒い中で飼育しており

・いつもと比べてじっとしている時間が長い。

・頬袋や小屋の中に、ご飯を沢山貯めている。

などの行動が見られたら「冬眠」や「休眠」をしようとしているサインかもしれません。

 

冬場の、ケージや小屋内の理想的な温度としては20℃前後です。

私たち人間が、暑くも寒くもないと感じる温度であれば問題ありません◎

ケージや小屋に温度計をつけておき、いつでもケージや小屋内の温度が分かるようにしておくと

分かりやすいと思います!☆

上記の動物だけでなく、うさぎやモルモットも「冬眠」や「休眠」はしませんが

寒さによって体調を崩すことがある為暖かくしてあげてください🍀

動物用の暖房器具はたくさんの種類があります。

暖房器具が直接動物に触れてしまうと、低温火傷や火傷を起こす場合がある為

種類や置く場所など、その子に合ったものを選んであげてください!

いつもより元気がない。体調が悪そう。などと感じた場合は、まずは動物病院へご連絡またはご来院ください。

すわ動物病院は犬猫だけでなく、うさぎ・ハムスター・フェレットも診察しています🌻

何かありましたらご気軽にご連絡・ご相談ください。

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