皆さんこんにちは☀️看護師の岡田です。
最近は涼しくなってきてお散歩も楽しい季節になりましたね✨
ぜひ秋🍁を見つけながら、お散歩してみてください😊
本日はマイクロチップについてお話しします💡
皆さん、マイクロチップをご存知ですか?
マイクロチップとは、直径2mm、長さ約8〜12mmの円筒形の電子標識器具で、動物の体内に埋め込み、その動物の飼い主様の名前や住所、連絡先などを登録しておけるものです。
(環境省ホームページより抜粋)
まず始めに、マイクロチップをご存知でない方、聞いたことはあるけど、詳しくは知らないという方が抱く疑問をQ&Aでご説明します!
Q.マイクロチップを埋め込む意味って?
A.ペットが迷子や地震などの災害、盗難や事故などによって、飼い主様と離ればなれになった時、マイクロチップを装着していれば、専用のリーダーでデータを読み取り、飼い主様の元に帰れる可能性が高くなります。
Q.マイクロチップにデメリットはある?
A.マイクロチップのデメリットとしては、MRIでの画像の乱れ(マイクロチップ装着付近)や装着時の痛みが挙げられます。基本的には無麻酔でマイクロチップを埋め込みますが、ワクチン接種や採血で使用する針より太いため痛みを伴うことがあります。
Q.マイクロチップって体内のどこに埋め込むの?
A.犬猫の場合、背側頚部(首の後ろ)の皮下が一般的です。
Q.マイクロチップに寿命はあるの?
A.マイクロチップは30年程度作動するように作られています。そのため、犬猫であれば生涯にわたり使用することが可能です。
Q.マイクロチップが装着場所から移動することはないの?
A.まれに移動することがあるそうですが、マイクロチップには移動防止の措置が施されているため、ほとんどの場合は装着場所に止まります。
次に、「犬猫のマイクロチップ義務化」についてお話しします。
2019年6月12日に動物愛護法の改定によって「犬猫のマイクロチップ義務化」が決定しました。法改正が施行されるのは公布から3年以内の予定ですので、実質2年以内には義務化がスタートする見込みです。
このマイクロチップの義務化で対象となるのは動物取扱業者(ペットショップやブリーダーなど)で、すでに飼育されている犬猫に関しては努力義務とされています。
しかし、ここ数年、地震や豪雨、台風など、自然災害が多発し、飼い主様と離ればなれになってしまうペットが多くいます。
もし、予期せぬ災害で大切なペットと離ればなれになったとしても、マイクロチップを装着しておくことで、飼い主様の元に戻れる可能性がグンと上がります。
実際、当院でも保護された迷子の犬がマイクロチップを装着していたため、飼い主様の元に戻ることができました!
どんなにしつけが行き届いている子でも、大きな音などに驚いて家を飛び出してしまうことだってあります。
そんな災害や迷子になってしまった際にマイクロチップはとても有効なのです。
マイクロチップの装着を検討されてる方、迷われている方はお気軽にご相談ください😊