猫の視覚

 

皆さんこんにちは😊看護師の岡田です!

私にとっては今年最初の投稿ですので、毎年恒例のおみくじの結果発表から行います。(と、言っても今年で2回目ですが。)

 

「半吉」でした。なかなか見慣れないのでいいのか悪いのか分からず、調べると、私が行った神社では、

大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉の順番でした。下から2番目でした😭

 

気をとりなおして!

最近、犬についての投稿に偏ってしまっていたので、今回は猫の視覚についてお話しします。

猫は暗闇でも物が見える?

 

猫の瞳孔は目の表面積の90%まで開くことができます。
そのため、光を最大限まで取り込み、暗闇でもよく物を見ることができます。
その光の取り込み量は人間の約5倍に達します。

 
猫は色を識別できる?

 

猫には識別できない色があります。猫の網膜は青と緑は認識しますが、赤を認識することはできません。
よって、赤色のおもちゃなどを与えても、猫はそれを「赤」として認識していません。

 

猫の目ははっきり見えている?

 

猫は世界をぼやけた輪郭で見ています。猫の目は光をできるだけ多く取り込めるように、
水晶体が大きくなっているため、細かいものをはっきりと見分けることができません。

 

猫の目が光るのはなぜ?

 

猫の目が緑色や金色に光るのは、網膜の後ろ側にある鏡のようなタペタムという細胞層が光を反射するからです。

夜にライトの光が猫の目に当たると、ライトの光が猫の目に入り、タペタムで反射して返ってきた光を見ることになり、目が光って見えます。

 

猫の視力は低下する?

 

猫も人と同じように視力が低下してしまうことがあります。
しかし、猫は日頃から視力以外にも聴覚や嗅覚、触覚などを使って活動しているため、
猫の視力低下に気づけないこともあります。

以下の行動が視力低下のサインとして見られます。

・高いところから降りられない

・何かを要求したり探したりしてよく鳴くようになった

・周囲の明暗にかかわらず瞳孔が開いたままになっていることが多い

・撫でた時に驚くなど、物事に過剰に反応するようになった

・ごはんやトイレの場所がわからなくなる

・多頭飼育の場合、力関係が変わる

 

もし、猫の視力の低下を感じたら、動物病院を受診しましょう。
視力低下を招いた病気が隠れているかもしれません。

 

おまけの豆知識

 

猫の目の色はブルーやグリーン、ヘーゼル、アンバーなど様々ですが、子猫の時はみんな青い目をしています。
よく「キトンブルー」と呼ばれます。※キトンブルー…直訳すると「子猫の青」

子猫がブルーの色素を持つというわけではなく、生まれて間もない子猫は虹彩の色素が極端に少ないため、
人間が見ると子猫の目が青く見えます。
この現象は「レイリー散乱」と呼ばれ、空が青く見えるのと同じ原理です。

キトンブルーは生後3〜4週がいちばん綺麗に見え、生後6〜8週になる頃までには、
それぞれの持つ目の色に変わっていきます。

 

みなさんも子猫を見る機会があれば目の色を見て見てください!
きっときれいな澄んだ空が見えるはずです。その先に広がる広い宇宙は子猫の未来に繋がるはずです✨

 

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