犬猫のマイクロチップ装着が義務化になることご存知ですか?

みなさんこんにちは、看護師の廣畑です。

急に寒くなり、私たちも風邪に

気をつけないといけない時期になりましたね🍂

動物も急に寒くなったりすると、体調を崩しやすくなるので

充分気をつけてください。

突然ですが、犬猫のマイクロチップ装着が義務化になる事を

みなさんはご存知ですか?

2019年に改正された動物愛護法で、マイクロチップが義務化になり

2022年6月から施行されます。

具体的には、犬猫販売業者(ブリーダー、ペットショップなど)は

義務で、すでに飼育されている犬猫の装着は努力義務です。

今日はそのマイクロチップのことを説明したいと思います。

マイクロチップとは

マイクロチップは直径2mm、長さ約8〜12mmの円筒形で

15桁の番号が記録されています。

一度体内に埋め込まれると、脱落や消失することがほとんどないです。

約30年はもつ為、犬猫の寿命を考えると

半永久的に使えるといえます。

マイクロチップの情報は、AIPO(動物ID普及推進会議)で

管理されていて、マイクロチップの番号、飼い主様の名前、住所、

連絡先、動物の情報を登録することで、

迷子や災害時に飼い主様と離れ離れになっても、身元が分かり

飼い主様の元に戻ることができます。

どこに装着するのか?

マイクロチップは首の後ろの皮下に装着します。

普通の注射の針に比べると太いですが、基本的に麻酔や鎮静などの

特別な処置は必要なく装着することができます。

また、マイクロチップは動物病院で獣医師によって装着します。

マイクロチップ装着のメリット、デメリット

【メリット】

1.迷子になった時に飼い主様がスムーズに分かる

  迷子になった時に保護されれば、マイクロチップの情報から

  飼い主様が早期に分かり、飼い主様の元に

  戻る可能性が高くなります。

2.災害時にも役立つ

  災害が起こった時に必ずしも、お家の子と一緒にいるとは

  限りません。

  また、過去の災害時にはパニックになって外に飛び出し、

  行方不明になる様なことも起こっています。

  保護されても身元が分からなければ、

  お家に戻ることはなかなか難しいですが

  マイクロチップを着けていれば飼い主様の元へ

  帰れる可能性が高くなります。

【デメリット】

1.装着時に痛みを伴う

  マイクロチップは鎮静や麻酔が必要なく、装着ができるのですが

  普通の注射の針と比べると太い為、痛みを伴う場合もあります。

最後に

首輪や迷子札は取れてしまう可能性がありますが、

マイクロチップは取れることがありません。

首輪や迷子札も大切ですが、それと同時に

マイクロチップの装着も検討してみてください。

首輪を嫌がり、首輪をつけれない子は、

よりマイクロチップをつけることをオススメします。

また、すでにマイクロチップを装着している子の飼い主様は、

電話番号や住所が変わった場合に登録されたデータの

変更手続きを忘れないようにしてください。

何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください!

 

PAGE TOP