ペットの災害時への対策

みなさんこんにちは、スタッフの廣畑です。

だいぶ暖かくなり、過ごしやすくなってきました。

今年こそは、花見に行きたいと思い、

綺麗な花見スポットを探しているところです🌸

 

今回は、ペットの災害時の対策について話したいと思います。

3月というと、12年前の3月11日に東日本大震災が起こりました。

当時、ニュースで見た光景を今でも覚えています。

自分自身、大きな災害に実際に遭ったことがありませんが、

だからこそ、これからいつ起こるか分からない災害の為に

対策が必要だなと思います。

日本は、いつどこで災害が起きてもおかしくないとよく言われます。

今回はペットの災害時の対策についての話ですが、

もちろん私達、人の対策も行いましょう。

 

ペットの今できる災害時の対策を簡単にまとめると、

1.住まいの防災対策

2.フード、水などの備蓄品、避難用品の準備

3.健康面のチェック

4.ペットのしつけ

5.マイクロチップ、首輪などの装着

6.避難経路、避難所の確認

7.一時預け先の確保、確認

などがあります。

1.住まいの防災対策

ケージで飼育している場合は、ケージそのものが

転倒しないように、固定をする事と近くに転倒、落下する

可能性のある物から避けて設置しましょう。

また、窓ガラスは割れた際に危険なので

ある程度距離を置くか、窓ガラスの近くは避けましょう

外で飼育している場合も同じように、

周りに転倒、落下する危険があるものから離して飼育しましょう。

2.備蓄品、避難用品の準備

備蓄品は、優先順位の高いものから持ち出せるように準備をします。

フードや薬などは定期的に見直しましょう。

3.健康面のチェック

日頃から、狂犬病予防接種、混合ワクチン接種をすることと

フィラリア、ノミダニなどの寄生虫の予防、駆除を行いましょう。

災害時、避難所にペットを預ける際の条件に、

ワクチン接種や寄生虫の駆除、予防がある場合があります。

動物同士、動物と人でうつしあうような感染症は多くあります。

普段から予防をしましょう。

4.ペットのしつけ

【犬の場合】

「待て」や「おいで」などの基本的なしつけ

無駄吠えをしないようにしつけをしましょう。

また、ケージに入ることを嫌がらないように、

普段から慣らしましょう。

【猫の場合】

犬と同様に、ケージに入ることを嫌がらないように

普段から慣らしましょう。

5.マイクロチップ、首輪の装着

災害が起きた時に、必ず飼い主さんがそばにいるわけではありません。

また、地震などが起こった時、パニックになり

逃げ出してしまう事があります。

そうなった時の為に、マイクロチップや首輪の装着をしましょう。

去年の6月から、ペットショップやブリーダーから

犬猫を購入する際のマイクロチップの装着が義務になりました。

既に飼われている子は、努力義務となっています。

マイクロチップは保護された際、チップを読み取り

ペットと飼い主さんの情報を確認することができます。

そうすることで、スムーズに飼い主さんの元に戻る事ができます。

6.避難経路、避難所の確認

まず、ペットと避難が可能な避難所の確認を行い、

いざ避難する際に、どの道を通るのかなどの避難経路の確認

行いましょう。

また、ペットと飼い主さんが安全な場所まで

一緒に避難することを同行避難と言って、

避難所で、飼い主さんとペットが一緒に生活することを

同伴避難と言います。

同行避難はできても、ペットは避難所の中まで

入れない場合もあるので、同伴避難ができるのか、

ペットのシェルターはあるのかも確認しておきましょう。

7.一時預け先の確保、確認

災害時に、ペットと避難ができる場所を探すだけでなく、

家族や友人など一時的な預け先を探しておきましょう。

念のために、複数箇所探しておくことをお勧めします。

最後に

避難所の場所の確認や、備蓄品は一度準備したら終わりではなく

定期的に見直すことをお勧めします。

環境省のホームページに「人とペットの災害対策ガイドライン」

があるので、ぜひそちらをご覧ください。

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