腫瘍科

体の表面のできもの

体表の腫瘍(Tumor of surface)

【症状】
本人はあまり気にしないこともしばしばあります。
できものがいつからあるのか、大きさの変化、きっかけはないかなど、飼い主様の情報が診断の一助となることもあります。

【診断】
皮膚にできものができた場合、そのできものが腫瘍なのか、腫瘍じゃないのかを判断する必要があります。そのために行う検査が細胞診検査になります。この検査は通常、麻酔は必要ありません。
その結果、腫瘍である可能性が高い場合、次に行う必要がある検査が組織検査です。
この検査によって、ほとんどの場合その腫瘍が良性なのか、悪性なのかを診断できます。
この検査を行うためには通常、麻酔が必要になります。

【治療】
腫瘍の種類によって治療内容は様々です。
外科手術によって根治が見込めるものから、化学療法や放射線治療が必要なものもあります。

【予後】
腫瘍の種類、治療内容により様々です。
できものを見つけたら、少し様子をみてみよう、ではなく、獣医師に相談してください。
早期診断・早期治療が非常に重要です!

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