Medical Guide
甲状腺腫瘍
腫瘍科
疾患概要
甲状腺腫瘍は犬と猫の両方で発生しますが、両者では腫瘍の性質が大きく異なります。 犬では悪性が多く、猫では機能性の腺腫(良性)が多い傾向があります。 首周りのしこりに気づいたら、早めに受診してください。
主な症状
- 首周りのしこり
- 嚥下困難・呼吸困難(大きい場合)
- 体重減少・多飲多尿(猫の場合)
- 元気消沈・食欲低下
診断方法
- 細胞診検査(出血リスクあり)
- CT検査による詳細評価
- 甲状腺ホルモン検査
- 胸部X線による転移確認
治療法
外科手術と放射線療法が主な治療方法です。 完全な外科的切除が行えた場合、長期的な予後が期待できます。 猫の機能性腺腫に対しては放射線治療が有効で、良好な報告が多くあります。
首のしこりは複数の原因で生じる可能性があるため、正確な鑑別診断が重要です。気になる症状があれば早めにご相談ください。
