血液内科
白血病
白血病
白血病は造血系細胞の腫瘍です。
成熟度により急性と慢性に分けられ、分化の方向により骨髄性とリンパ性に大別されます。
【症状】
骨髄で正常な細胞が作られなくなることで、貧血や感染症、出血症状などがみられます。
病状が進行すると脾臓や肝臓、リンパ節への白血病細胞の浸潤による腫大を認めることもあります。
【診断】
骨髄検査により、骨髄の中で腫瘍細胞が30%以上の増加を認めた場合に白血病と診断されます。
その後の特殊染色や遺伝子検査などにより骨髄性もしくはリンパ性に分類されます。
【治療】
積極的な化学療法が必要となります。
【予後】
現在のところ、動物の白血病は予後の悪いことが多い病気です。