Medical Guide
免疫介在性血小板減少症(ITP)
血液内科
疾患概要
免疫介在性血小板減少症(ITP)は、免疫系が自身の血小板を標的にして破壊してしまう疾患です。 血小板が減少すると止血機能が低下し、出血が止まりにくくなります。 特発性(原因不明)と続発性(感染症・腫瘍・薬物などが原因)に分類されます。
主な症状
- 皮膚の点状・斑状出血
- 歯茎や粘膜からの出血
- 血便・血尿
- 元気消沈・食欲低下
診断方法
- 血液検査(血小板数の確認)
- 骨髄検査(産生能の評価)
- 原因疾患の検索(感染症・腫瘍など)
- 凝固系検査
治療法
ステロイド剤が第一選択です。効果が不十分な場合は免疫抑制剤を追加します。 重症例では輸血が必要になることもあります。 続発性ITPでは原因疾患の治療が最優先です。 治療への反応は比較的良好なケースが多いですが、再発に注意が必要です。
⚠️ 皮膚に点状の出血が多数見られる場合や、出血が止まりにくい場合は緊急受診が必要です。
