Medical Guide
免疫介在性好中球減少症(IMN)
血液内科
疾患概要
免疫介在性好中球減少症は、免疫系が異常を起こし、自身の好中球(細菌と戦う白血球)を攻撃・破壊してしまう疾患です。 好中球は感染症から体を守る重要な細胞であり、減少すると重篤な細菌感染症のリスクが著しく高まります。 4歳未満の若い犬に多く見られますが、猫でも発症します。
主な症状
- 元気消失・食欲低下
- 持続する発熱
- 口腔内・歯肉の炎症
- 傷が治りにくい
- 関節の腫れ・痛み
診断方法
- 血液検査(好中球数の測定)
- ウイルス感染・薬剤副作用との鑑別
- 骨髄検査
- 免疫学的検査
治療法
ステロイドなどの免疫抑制剤を使って免疫の異常な攻撃を抑えることが第一選択の治療です。 同時に細菌感染を防ぐために抗生剤を併用します。 明確な予防法がないため、定期的な健康診断による早期発見が重要です。
発熱が続く、元気がない、口の中が赤いなどの症状が見られたら早めにご相談ください。
重篤な感染症に進行する前に治療を始めることが回復の鍵です。
