1日のフード量の計算方法

みなさんこんにちは、看護師の鈴木です。

今日は、犬猫の1日のフード量の計算方法についてお話しします。

まず始めにみなさんはいつも、どの様にフードの量を計っていますか?

はかりを使っている方、計量カップで計っている方、いつも決まったスプーンで何杯と決めている方、

お皿のここくらい!という目安で決めている方など様々だと思います。

1番良い方法としては、はかりでを使ってグラム単位で管理することです。

同じフードでも1粒1粒の大きさが違ったり、グラムで計ってみると数粒でも

かなりグラム数が変わってくるので、体重をきちんと管理する上では

はかりを使ってフード量を管理していくと良いでしょう◎

 

今回のフード量の計算では最終的にグラムで1日のフード量を出します。

1日のフード量を求める上で様々なエネルギー量があります。

エネルギーの見方には4種類あり、その状態や環境などで使い分けます。

【1】基礎エネルギー要求量‥BER→絶食・安静状態で気温が中程度の環境下でのエネルギー要求量

【2】安静時エネルギー要求量‥RER→運動せず安静にして過ごす場合のエネルギー要求量

【3】維持エネルギー要求量‥MER→気温が中程度の環境下で適度に活動している成体のエネルギー要求量

【4】1日エネルギー要求量‥DER→妊娠やダイエット、成長、運動など含めた最も実用的な1日のエネルギー要求量

今回の計算では【2】RERと【4】DERを使って計算していきます!

ここから本題の計算方法についてです!

 

フード100gあたりのカロリーはフードの袋の裏や側面に

323kcal/100g といった様に記載されています!

この計算結果は、あくまでも計算上のグラム数であり、ひとつの目安として考えてください。

また、減量の必要な子や痩せている子ではこの計算でのフード量とは異なる場合がありますので

その場合はご気軽に、ご相談ください🍀

 

 

また、飼い主様からよくあるご質問として

「1日に何回ご飯をあげたら良いですか?」というご質問をいただきます。

犬猫の1日の食事回数は、決まっていません。

1日のフード量を食べる事ができていれば何回でも良いです◎

空腹時間が長いと嘔吐してしまう子や1度に多くの量を食べれない子など様々だと思うので

その子その子によって合う回数であげてあげましょう☺️

5月ももうすぐ終わりを迎えています。

フィラリアの予防はもう始まっており、福岡では5月上旬から12月中旬までが予防期間となっています!

まだフィラリアの予防を始めていない方は動物病院へ行きましょう🐶

 

 

 

 

 

 

 

 

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