冬場のノミダニ予防も大切です!

みなさんこんにちは、看護師の廣畑です。

今年も残りわずかですね!

あっという間に1年が終わってしまいます☃️

今回は、冬場に忘れがちなノミダニ予防のことを話したいと思います。

1.ノミダニ予防の期間

ノミダニの予防期間は、当院では年中の予防をお勧めしております。

暑い時期だけではなく、冬場も予防が必要な理由としては、

ノミは気温が13度以上あれば活動できるのですが

冬場の家の中は暖房などで暖かいため、繁殖することができます

また、マダニは秋から冬にかけて、幼ダニや若ダニが

活発になります。

その為、冬場も予防が必要です。

2.外に出ない子は予防は必要ない?

ノミダニがいる場所は、外の草むらや公園などを

想像するかと思います。

その為、散歩に行かない子や室内飼いの猫の飼い主さんは、

ノミダニの予防は必要ないと思うかもしれません。

ですが、室内飼いでもノミダニの予防は必要です。

特にノミは、私たちが外に出た際に靴や服についてきて

家で繁殖し、そのノミがお家の子に移ることも充分考えられます。

その為、外に出る子はもちろんですが、

外に出ない子も予防は行いましょう!

3.ノミが寄生するとどうなるのか?

ノミは体に寄生して、約8分以内に吸血をします。

吸血することで、ノミのもつ細菌やウイルスなどが体に入って悪さをします。

また、ノミそのものが毛繕いなどで体に入ることで

病気になることもあります。

 

4.ダニが寄生するとどうなるのか?

ダニは、肉眼で分かるサイズのマダニと布団や畳などに潜む

微小ダニがいますが、特に注意が必要なのは、マダニです。

マダニが寄生すると、頭部を皮膚に食い込ませながら噛みつき

1度寄生するとなかなか離れません

ノミと同様に、マダニは寄生すると吸血します。

吸血された時にウイルスや細菌が入り、

病気になることがあります。

マダニが移す病気は、命に関わる怖い病気

人にもうつる病気がある為、特に注意が必要です。

5.予防の方法は?

ノミダニの予防は、食べるタイプの予防薬

体に直接つけるタイプのものがあります。

種類によって、変わってきますが

1ヶ月ごとに予防するものや、

3ヶ月に1回予防していくものがあります。

どれで予防するかは、飼い主さんそれぞれで

決めて頂くことになりますが、

何かお困りのことがあればお気軽にご相談ください。

6.ノミダニが寄生していたら?

もし、ノミダニが寄生した時には、駆虫薬や滴下剤などを

使用する必要がある為、病院で診てもらうようにしましょう。

特にマダニが寄生している時に、無理に皮膚から

取ろうとすると皮膚炎の原因になることがあるので、

病院で対処してもらいましょう。

また、駆虫するだけではなくお家の中の

掃除も徹底して行いましょう。

ノミは目に見えているのが数匹でも実際には何倍も潜んでいるので

駆虫もですが、掃除もすることが大切です。

7.最後に

ノミダニは、室内を清潔に保ったり、洋服を着せたりしても

完璧に、防ぐことはできません。

病気にならない為にも、日頃から予防をしっかり行いましょう!

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