1月~4月もノミダニ予防を

みなさんこんにちは。スタッフの鈴木です。

今年の年越しはみなさんどうお過ごしでしたか?

私はいつも年末年始は実家に帰省し、31日の0時を

過ぎた夜に幼馴染と一緒に家から一番近い神社に

行きます⛩

その時に毎年必ず実家の愛犬・愛猫用に犬用・猫用

のお守りを買って帰って去年のお守りと交換するのが

私の役目です(笑)

たまに、病院に来た子でリードやハーネス、バックなどに

同じ犬用・猫用のお守りをつけている子を見かけ、

同じお守り付けてる…☺️と密かに嬉しく思っています(笑)

1月〜4月もノミダニ予防を

これまで何度かブログやLINE等でもフィラリア予防

についてお話ししてきました。

皆さんの意識も高く、たくさんの方が5月〜12月

までの8ヶ月間予防を欠かさず行ってくれました。

当院で扱っているフィラリア予防薬の中では

ネクスガードスペクトラやクレデリオプラス

といった1剤でフィラリアもノミダニも予防できる

薬が1番多く選ばれていました。

12月でフィラリア予防が終わるため、ついそのまま

次の5月のフィラリア予防まで予防をやめてしまう方は

少なくありません。

また、フィラリア・ノミダニが1剤で予防できる

タイプの薬は「フィラリア予防薬」であることの

イメージが強く、この予防薬をやめてしまうと

ノミダニの予防ができなくなってしまうという事を

忘れてしまいます。

しかし、現在の獣医療では1月〜4月の気温の低い冬の時期

でもノミダニの予防が推奨されています。

つまり、フィラリア予防は福岡県では5月〜12月、

ノミダニの予防は1年中の予防が推奨されています。

寒い時期もノミダニいるの?

ノミダニは冬になると死ぬから予防は必要ないのでは?

と思われがちです。

しかし、ノミダニも気温の低い冬の時期でも死滅する

訳ではなく活動量が低下し、卵を産まなくなり、

その結果、数が減っているだけなんです。

夏場に比べると数は減りますが、ノミダニが寄生する

リスクがゼロになった訳ではありません。

また、冬場の室内はノミダニにとって最適な温度で

繁殖しやすい環境になっているのです💦

人間が肌寒さを感じる温度は22度以下で、

寒さを感じる温度は14度以下と言われています。

そのため冬場、家の中では暖房器具を使い最低でも

14度以上になるように保とうとします。

一方、ノミダニは13度以上あると活動するようになり、

20度前後で特に活発に活動します。

多くのご家庭では冬場の室内は暖房器具を使い室内温度が

20度以上に保たれているのではないでしょうか?

そうすると、冬場の室内は図らずもノミダニの

過ごしやすい温度になっているのです。

お散歩に出かけたときに、わずかに活動していた

ノミダニが体に付き家の中に持ち帰ってしまうと、

外では活動が落ちていたノミダニも室内の快適な

温度により活発に活動するようになり、一気に増殖して

しまいます。

5月~12月までの間、フィラリア予防と一緒に

ノミダニ予防もしっかり行っていたのに

冬場の予防を怠ってしまったがためにノミダニが

寄生してしまい今までの予防が台無しになってしまいます。

1月~4月はノミダニ予防薬で予防を

当院のフィラリア・ノミダニ予防薬一覧です。

上段に記載の薬がフィラリアとノミダニが一剤になったもの、

もしくはフィラリアのみのもの、

下段に記載の薬がノミダニのみの予防薬になっています。

ノミダニ予防薬は、1ヶ月に1回予防するものと

3ヶ月に1回予防するものからお選びいただけます。

【犬 ノミダニ予防薬】【猫 ノミダニ予防薬】

当院かかりつけの方は、予防薬のみのご購入の場合、

体重が分かれば飼い主様だけでもご購入いただけます。

予防薬のご購入について分からないことがあれば

ご気軽にスタッフまでお声かけください☺️

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