それって問題行動?

 

皆さんこんにちは!看護師の岡田です😊

最近、犬の困った行動に悩まされている飼い主様が多く、ご相談を受けることがあります。

そんな飼い主様のお役に少しでも立てたらと思い、先日参加した「犬の問題行動」についてのウェブセミナーをブログでも少しご紹介したいと思います。

 

今回は

◼️尾追い行動

◼️インターホンの音に吠える

◼️分離不安(お留守番ができない)

の3つについてお話ししたいと思います。

 

◼️尾追い行動

皆さん一度は自分の尻尾を追いかけてクルクル回る犬を見たことがあると思います。

なぜ、そのような行動をするでしょうか?

 

まずは皮膚疾患等がないか確認しましょう。

痒かったり、痛かったりして、気になってしまい尻尾を追いかけてしまうことがあります。

また、ストレスがたまっている時も尻尾を追いかけてクルクル回ってしまいます。

人が爪を噛んでしまうのと同じです。

ストレスがたまった時、少しでもそれを解消し、自分を落ち着かせようとして同じ行動を繰り返してしまいます。

 

【対処法】

皮膚疾患等があれば治療することで改善する場合があります。

ストレスであれば、そのストレスをできるだけ少なくしてあげることが大切です。なかなかお散歩に行けてない。構ってあげる時間が少ない。というストレスを解消してあげましょう。

また、尾追い行動をしそうになったら名前を呼んでアイコンタクトが取れたらおやつをあげる。というトレーニングをすることで、改善していく場合があります。

 

◼️インターホンの音に吠える

普段大人しい犬が、インターホンの音だけに吠えるという話もよく聞きます。

犬がインターホンの音に吠えてる理由としては

「誰か来た!みんな気をつけて!」

と主張してることが多いです。

そんな犬はインターホンが鳴ったら家族じゃない誰かが来ると学習してしまっています。

 

【対処法】

まずは、訪問者にケガがないように、玄関前に柵を作りましょう。

また、インターホンを鳴らして、吠える前におやつを与え褒めます。それを何度も繰り返すと、インターホンは嫌な音ではなく、おやつがもらえる嬉しい音に変わり、吠えなかったら褒めてもらえるということを学習します。

⚠️インターホンを何度も鳴らす必要があるので、トレーニングする時間帯にはご注意ください。

 

◼️分離不安(お留守番ができない)

飼い主様と離れると吠え続けてしまう、お留守番中に家の中をぐちゃぐちゃにしてしまう犬は飼い主様と離れてしまうことに不安やストレスを感じています。

 

【対処法】

・出かけるときに吠え続けている犬の場合

玄関でベル等🔔を鳴らして一度外に出て、すぐ戻ってくる。というトレーニングを繰り返し行いましょう。そのベルを鳴らして外に出たらすぐに戻ってきてくれる。という安心感を学習させましょう。

・お留守番中に家の中をぐちゃぐちゃにしてしまう

この場合は、飼い主様と離れることにストレスを感じて、それを発散する為に部屋の中のものをかじったり壊したりしてしまいます。

その場合には、知育トイ(フードやおやつを中に入れることができるおもちゃ)をお留守番中に与えておくと、興味が知育トイに向けられて、改善する場合があります。

これらの行動は単なる問題行動ではなく、私たちに何かを訴えている行動なのかもしれません。

犬は何かの行動を覚えてしまったら、その行動を改善、矯正するのに覚えた期間の倍の期間が必要です。

すぐに改善するものではなく、根気よくトレーニングすることが大切だという意識を持って愛犬と接しましょう。

 

11月も半ばに入り、今年も残り約1ヶ月半ですね。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、嵐ファンの私にとってはカウントダウンの日々です、、、笑。

嵐ファンとしても、私自身としても残り1ヶ月半、大切に過ごしたいと思います。

皆さんも家族やペットとの楽しい日々を大切に過ごしてください☺️

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