犬の4つの予防

 

皆さんこんにちは☀️看護師の岡田です!

6月に入り、今年も半分が過ぎようとしています。早いですね😵

今年の春は新型コロナウイルスの影響で家にいる機会が多く、子犬を迎えたご家族も多いのではないでしょうか?

今回はそんな子犬を迎えた方に知ってほしい犬の4つの予防についてお話しします🐶

 

①狂犬病予防接種

こちらは以前ブログ内でもお話ししましたが、狂犬病予防法で年1回の狂犬病ワクチン接種が義務づけられています。また、狂犬病のワクチン接種だけでなく、飼い始めてから犬の登録もしなければなりません。

狂犬病予防法について→意外と知らない狂犬病予防法

 

②混合ワクチン

怖い伝染病に感染するのを予防するためのワクチンです。一般的には年に1回の接種が必要ですが、近年では抗体価検査の結果により、数年に1度の接種でいい場合もあります。また、子犬の場合は生後2ヶ月以降から約1ヶ月おきに2〜3回のワクチン接種が必要です。

 

③フィラリア

蚊に刺されることによって心臓に寄生する可能性がある寄生虫のことをフィラリアといいます。

フィラリアは一度寄生すると心臓や肺にダメージを与えてしまい、そのダメージと生涯付き合わなければなりません。最悪の場合死に至ることも。

だから、予防がとても大事です。フィラリアは飲み薬や注射で予防できます。予防薬という名前ですが、実際は犬に寄生してしまったフィラリアを駆虫する、駆虫薬です。

だから、蚊が出始めた1ヶ月後から、蚊がいなくなった1ヶ月後までの期間予防が必要です。

福岡では5月上旬〜12月中旬頃までの8ヶ月間予防が必要です。

 

④ノミ・マダニ

お散歩時に草むらなどでノミやマダニが付いてしまうことがあります。ノミやマダニは犬に悪影響を及ぼすだけでなく、私たち人にも怖い感染症を媒介します。特にマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は死亡例も報告されており、とても怖い感染症です。

ノミ・マダニは暖かい時期だけでなく、冬も暖かい室内には潜んでいます。そのため、当院では通年予防を推奨しています。

以上が子犬を迎えた方に知ってほしい4つの予防です。

そのほかにも避妊去勢手術やどんなフードを与えたら良いかなど、分からないことがたくさんあると思います。お気軽に当院スタッフまでご相談下さい😊

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